日銀は金融システムリポートで、約6割の地方銀行が10年後の2028年度に最終赤字になるとの試算を示しました。
人口減と低成長に伴う資金需要の先細りで貸し出しの伸びが鈍り、銀行間の競争が激しくなって、利ざやの縮小も続くためです。
一方、各行が注力してきた不動産融資にはバブル期の1990年末以来となる「過熱サイン」を示し、一部の金融機関に金融緩和のひずみがリスクとしてたまっていることに警鐘を鳴らした。
知っておきたい豆知識
不動産融資、バブル期以来の「過熱」状態に <日本経済新聞>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43849460X10C19A4EE9000/