法制審議会は、亡くなった人の遺産を分け合う遺産分割の規定を見直す試案をまとめました。
配偶者がより多くの遺産を相続できるよう、結婚して20年以上の配偶者に生前贈与や遺言で贈られた住まいは、原則として遺産分割の計算の対象から除外するというものです。
パブリックコメントを実施し、公募の結果を踏まえ、年内にも要綱案をとりまとめ、来年の通常国会で民法改正案の提出を目指しています。
知っておきたい豆知識
平成27年分の相続税の申告の状況について
① 被相続人数(死亡者数) 1,290,444人
② 相続税の申告書の提出に係る被相続人数 103,043人
③ 課税割合(②/①) 8.0%
④ 相続税の納税者である相続人数 233,555人
⑤ 被相続人1人当たりの課税価格 1億4,126万円
⑥ 被相続人1人当たりの税額 1,758万円
<引用>国税庁「平成27年分の相続税の申告の状況について」より